FIREを目指す.5 FIRE達成に向けての進捗と法改正などを語る2023

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現時点での見直し

最初にFIREにむけての記事を書き始めてから約2年が経過しました。

退職時期預貯金 投信等退職金合計
2022年3月末1,450万円2,010万円1,000万円4,460万円
2023年3月末1,450万円2,550万円1,050万円5,050万円
2024年3月末 1,450万円3,010万円1,100万円5,560万円
2025年3月末1,450万円3,500万円1,150万円6,100万円←6,000万円達成
2026年3月末1,450万円4,020万円1,200万円6,670万円
2027年3月末 1,450万円4,570万円1,250万円7,270万円
2028年3月末1,450万円5,160万円1,300万円7,910万円
2029年3月末1,450万円5,780万円2,000万円9,230万円
退職金はその時点で仕事を辞めたら貰えると仮定しての金額です。

当初の見込みとしては、こんな計画を立てていましたが、実際にはどうだったかを語っていきましょう。

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2023年1Q時点での見込み修正など

こちらが実際の数字に、それに合わせて今後を修正したものです。

退職時期預貯金 投信等退職金合計
2022年3月末678万円3,146万円1,000万円4,824万円
2022年6月末546万円3,069万円1,000万円4,615万円
2022年12月末356万円3,453万円1,000万円4,809万円
2023年3月末300万円3,600万円1,050万円4,950万円
2024年3月末 300万円4,100万円1,890万円6,290万円←6,000万円達成
2025年3月末300万円4,600万円1,940万円6,840万円
退職金はその時点で仕事を辞めたら貰えると仮定しての金額です。

青色マーカーの部分が、その時点での実際の数字、それ以外の部分は見込みです。

補足でも書いていたのですが、予定よりも貯金より投信等にだいぶスライドしました。予定通りの結果ではあるのですが、残念ながら2022年は御存知の通り株価は冴えませんでしたので、2022年3月と比べてもほぼ増えていないと言うかむしろマイナス。

しかし悪いことばかりでもなく、良いこともありまして、退職金ブーストがかかるのが5年前倒しになる可能性が出てきました。ただこれは今の時点ではまだ確定ではいので見込みです。予定通り前倒しになれば、ぶっちゃけ2024年の3月末でFIREしちゃってもいいかなと感じています。

ここでひっくり返すのもあれなのですが、ずっとFIREと言ってきましたがこれからはセミリタイアと言おうと思っています。正直なところ、生活資金には余裕がある計算なので、事実上FIREと言ってももいいのですが、何もしないで肩書が無職になるのもどうかなぁと思い、無理のない範囲での自営業を目指そうと考えています。でも仮に全然稼げなかったとしても食べることに困らない、という計画なので、FIREと言っても間違いじゃないのかな、とも思います。

別の言い方をすればサイドFIREなのですが、私はあまりこの言い回しが好きではないので(仕事をして稼ぐことが前提になっているFIREってそれはもはやFIREじゃなくてただの資金に余裕のある脱サラだよね、と)、敢えてセミリタイアと言わせていただきます。

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セミリタイアに向けての準備

家族に了承を得ておこう

やはりいちばん大事なのは家族に了承を得ておくことだと思います。私の場合独身ですので、同居の両親のことを考えておけばよいのですが、妻子がいる方はもっと大変なんじゃないかと思います。資金も私の比じゃないくらい必要でしょうし。

家族の了承を得られないまま仕事を辞めてしまうと、間違いなく針のむしろです。家に居づらくなっては本末転倒なので、ここはしっかりと固めていきましょう。

私の場合は両親と何度か話をして、概ね納得してもらえたと思います。ただし、やはり無職になるというのは両親側からしてみれば抵抗があるようで、反応はあまり芳しいものではありませんでした。ですが、上記のとおり自営業を目指すということで一応の納得は得られました。

このブログもまだまだ微々たるものではあるのですが、ほんの少し収益も出てきましたので、まずは毎月掛かっているサーバー代くらいは補えるといいなと思いながら記事を増やしています。いずれはこれで自営業を目指したいと思いますが、果たして。目標は退職前に月数千円、退職後に専業になったら月数万円です。

やはり日々の生活費を確保することが大事

FIREを達成してのセミリタイアの良いところは、気負わずに新しいことを始められる、ということじゃないでしょうか。仮にいくら仕事がいやになったとしても、生活資金がカツカツの状態で退職してしまっては、酷いプレッシャーを感じながら新しいことを始めなくてはいけません。

贅沢しなければ生きていくに困らないお金が準備できていれば、余裕を持って新しいことが始められますし、それがうまく行けば更に余裕もできます。良いこと尽くめですね、うまく行けばですが。

でも仮に上手くいかなくても焦る必要がないと言うのは良いことかと思います、それでも生きていくのには困らないのですから。

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ブログを生業にする

余裕のあるセミリタイア生活を行うためには、やはり収入が必要です。かといってまた雇われ生活を送るくらいならそもそも今の仕事を辞めないほうがいいです。

文章を書くことが好きな人は、こうやってブログを始めて見るのもいいんじゃないでしょうか。まだ結果が出ていないので胸を張って言うこともできないのですが、こちらについても経過を書いてみようと思います。

2021年3月頃 ブログ開設を思い立って記事を書き始める

2021年夏頃 少し記事は書けたが月1000円程度のサーバー維持費をためらう

2021年秋頃 税金的なことを考えたら年明けのほうが良いかと思い先延ばし

2022年1月 年もあけたし始めようかと思うが踏ん切りがつかない

2022年3月 ようやくサーバー契約をし、ドメイン取得 書きためていた記事でブログ開始

2022年4月 Google AdSenseに申込むも不合格

2022年5月 Google AdSenseに再度申込むも不合格

2022年8月 細かった記事などをまとめるなどサイトを見直してGoogle AdSenseに再々度申込み合格

2022年12月 Google AdSenseによる月間収益が初の500円突破

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ブログ開設を振り返って

思い立ってから実際にブログ開設まで1年経っていますし、正直なところ記事の更新ペースも遅いのであまり結果が出ていませんがこんな感じです。

反省点としてはやはり思い立ったらすぐ始めるべきだと思います。特にやり直しの効かないことは、ある程度慎重に吟味する必要はありますが、そうでないものは特にまずはやってみること、かと。

収益については、おかげさまで昨年の12月は自己ベスト更新だったのですが、1月はその半分ほどでした。12月はたまたまだったのかなー?とも思いますがまずはサーバーの維持費分くらいは稼げるようになりたいなと頑張っているところです。

FIREや資産運用の記事をメインにしていきたいのですが、見ていただけてるのはFF14の記事が大半なので悩ましいところです。14の記事を書くのも好きなんですが14自体のモチベが下がり気味で困っています。ギャザクラとかは好きなんですが、今までずっとやっていた零式に疲れてしまって。

零式がどうでもいいなーって思うと、装備更新のモチベも上がらずモチベ低下スパイラルという感じになっています。FCもソロFCなので人との交流がないんですよね現状。

そんな近況ですが、もうすぐブログ開設1年です。少しずつ反響もいただけているので、それを糧にして記事をどんどん書いていけたらと思っています。

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法改正などの情報も重要

FIREにあたって法律が変わることも結構影響があります。良い方に変わる分には余裕ができるのでよいのですが、大概は悪い方に変わってしまうケースが多いんじゃないかと思います。

この後で触れている国民年金やiDeCoの他には、NISAの恒久化や退職所得金控除、自己都合退職での雇用保険の失業給付支給までの待機期間の見直しなどがあります。

NISAの恒久化や失業給付の待機期間がなくなるのは良い方ですが、退職所得金控除は20年以上の上乗せがなくなってしまいそう?なので改悪の可能性があります。

NISAについては詳細が確定していますが、退職所得金控除と失業給付についてはまだはっきりと決まっていないので、今後の動向がきになるところです。

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国民年金(基礎年金)の納付が65歳まで延長されそう?

最初このニュースを聞いたときには、単純に支払う金額が5年分増えるだけ?なのかと思ったのですが、よく見てみるとそうでもないようです。

令和5年度の国民年金(基礎年金)は795,000円(年額)です。令和4年度は777,800円ですから、物価スライドで来年度からは少しあがるようです。この金額は基礎年金を40年間きっちり支払った場合の金額なのですが、最初は延長されたら65歳まで払ってこの金額になるのかな?と思ったのですがそうではないようで、5年余計に払った期間はその分が上乗せされるようです。

つまり5年間余計に払えば、令和5年度を例にすると795,000円に45/40、つまり9/8を掛けた金額で894,375円、といった感じになるのではないでしょうか。実際の支給額は100円未満49捨50入のはずなので894,400円でしょうか。ちょっとこの辺の端数処理は1円未満四捨五入の場合もあるので違ってたらご指摘歓迎です。

そもそもこの795,000円という額は今から貰う人の話で、私が貰えるようになる20年後に同じ金額ではないでしょうから、あくまで例です。

5年延長はまだ議論中ですが、今の流れだとおそらくそうなりそうなので、納付期間が増えるのは覚悟をしていたほうがいいかなぁと思ってます。そして延長が決まれば、iDeCoの受け取り開始時期もそれに合わせて65歳からになってしまうんじゃないかなという気もします。

ぶっちゃけ90歳くらいまは生きてやんよって気でいますので、年金は多めに貰えるように動いておいて損はないかなとも思います。65歳からもらっても90歳まで生きれば25年貰えます。ということで、5年延長は個人的に悪い話でもないのかな、と言えそうです。

私には多分関係ないですが、65歳まで再雇用などで厚生年金を掛け続けて働く方にとっては、この5年延長は朗報です。厚生年金に入っていると基礎年金も自動的に加算です。今までは60歳過ぎに厚生年金に入っても基礎部分が増えないので、ちょっと損している感じがありましたが、65歳まで基礎部分も増えるのはお得と言えそうです。

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iDeCoはちょっと改悪

iDeCoは受け取りの時に、一時金で貰うか、年金形式で貰うかを選べます。両方を選択することもできます。

一時金には退職所得控除、年金には公的年金控除が使えますが、公的年金控除は65歳で厚生年金を貰うことを考えると、厚生年金で使い切ってしまうのでiDeCoに枠を回す余裕はありません。

60歳でiDeCoを受け取りすれば退職所得控除で引ききれなかった分を65歳になるまで公的年金控除が使えるかな、とも思ったのですが、国民年金が65歳までになるとiDeCoも引き上げられそうですし、今回の改悪で60歳でiDeCo受け取りは微妙になりました。

退職所得控除を退職金で使った場合、14年以内にiDeCoを受け取ると、退職所得控除の枠が退職金と共通になってしまうのですが、退職金を貰ってから14年を過ぎてからiDeCoを受け取ると、iDeCoの期間が丸々退職所得控除の枠として使えます。

45歳で退職所得控除を一度使って、60歳でiDeCoなら15年経っているのでちょうど良いと思っていたのですが、iDeCoの加入年齢が引き上げられた関係で14年ルールが19年ルールになってしまいました。

65歳まで受け取れないじゃん…。もし50歳まで勤めて、そこで退職金を貰ったらiDeCo貰えるの70歳じゃん…。ということに。

結局のところiDeCoの受給開始が65歳に引き上げられなかったとしても19年ルールの方で、65歳まで受け取れないことは確定なのでした。

とはいえ、国民年金の納付が65歳までになれば、iDeCoも65歳まで掛けることができますし、19年ルール適用まで粘ればその分のiDeCoに使える退職所得控除も増えます。退職所得控除は使えるところまで使いたいですし、長く寝かしたほうが有利かなという気もしますので結果オーライかもしれません。

退職所得控除ギリギリまで拠出額と運用益を増やして枠を使い切るのが理想ですが、拠出額はコントロールできても運用益がどれくらい増えるのかは未知数ですし、退職後に拠出する分は節税効果も薄いので、今回の改正も踏まえて拠出額については再計算が必要かもしれません。

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まとめ

ということで、実はリクエストも頂いていたので、2023年現在のFIRE関連の近況などをまとめてみました。期待されていた内容と違っていたらごめんなさい。

もしほかにこんな記事を期待してるんだぜ、なんてのがありましたらコメントでもツイッターでも結構ですので、ご意見ください~。

りね
りね

リクエストいただけたらなるべく頑張りますのでぜひ~。

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