新NISAでの積立設定方法 SBI証券編

2023年11月19日午前9時より、SBI証券での2024年分、つまり新NISAでのクレジットカードでの積立設定が可能になりました。

りねっこはSBI証券のサービスがおそらく日本の証券会社の中では一番じゃないかなと思っていますので、新NISAもSBI証券です。

ただしSBI証券にも弱点があり、HPが古めの作りで、設定などが他社と比べわかりにくいです。この点については楽天証券に軍配が上がると思いますので、楽天経済圏の方や使い易さかつサービスの両面を求める方は楽天証券のほうがいいかもしれません。

楽天証券にも付与ポイントなどの改定が頻繁にあるなどの弱点はあるのですが、このあたりを語りだすときりがないので、その辺はまた後日まとめたいと思います。

クレカ積立10万円対応については以下のリンクをご参照ください

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2024年3月30日追記 SBI証券クレカ積立10万円対応の注意点

2024年4月までは、NISAのつみたて投資枠で10万円を積み立てる場合、クレカ5万円、現金5万円で積み立てる必要があります。3/24からSBI証券も5月分の積立からクレカで10万円を設定することが可能になりましたが、上記のようにクレカと現金を併用し10万円を積み立てている場合は、現金5万円の設定が残っていると年間投資限度額の120万円を超えてしまうので、エラーが出ます。

そのため、4月の現金積み立てが終わってから現金積み立てを廃止し、その後クレカの額を10万円に増額する必要があります。

5月の積み立て設定の締切は4/10なので、現金での積み立てを10日以降にしている方は4月の積み立てを4/2などの月初に変更などし、4月分の現金積み立てが終わったあとに現金での積み立てを廃止、クレカを増額しましょう。

りね
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ちょっと面倒ですが、忘れずに設定を確認しましょう。

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新NISAで何を積立するか

まず、新NISAで何を買うのか決めなくてはいけません。ここで新NISAについておさらいをしておきましょう。

2024年から始まる新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2枠があります。今までのNISAをしていた方が多いと思うので簡単に説明をすると、つみたて投資枠は今までのつみたてNISA、成長投資枠は今までの一般NISAとほぼ同じものと考えて問題ありません。

年間の投資上限金額が増え、つみたてNISA(つみたて投資枠)40万円が120万円、一般NISA(成長投資枠)120万円が240万円になり、いずれか選択だったものが併用可能になりました。

また、購入できるファンドはつみたて投資枠はつみたてNISAと変わりませんが、成長投資枠は一般NISAよりも少し制限が厳しくなり、整理・監理銘柄の株式、信託期間20年未満・毎月分配型・デリバティブ取引が組み入れられている投資信託が除かれました。

つまりりねっこが買っているレバナスはデリバティブ取引を用いられているため、新NISAで買うことはできません。残念。

ということで、今年までのNISAよりは売買がしやすくなった新NISAですが、長期に持つことが望ましいことには変わりませんので、やはり買ったら原則売らないほうが良いわけです。

つまり、長期で持つことを考えるとリスクの高い個別株よりも中身の入れ替えのある投資信託のほうが向いていますし、広く分散したほうがいいということを考えると結局のところオルカンかS&P500でいいや、言う結論になりました。

りね
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今までと同じですね。

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SP&500の投信はどれがいい?

選択肢が多くなってしまうと比較も大変なので、こちらはSBI証券で買う場合に絞ってお話をしています。楽天証券や他の証券会社の場合はポイントなどが若干変わりますので、別のサイトなどを参考にしてください。ポイントとかあんまり気にならないかな?という方は参考までにどうぞ~。

S&P500の場合、主に比較されるのがこちらの2つ。

三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドです。

細かい数字は端折ってしまいますが、運用結果は直近1年で9.2%程度で正直どちらも大差ありません。ですが、手数料および投信マイレージサービスもほぼ変わらないのですが、若干eMAXIS Slimのほうがお得です。信託報酬は0.00008%の差、マイレージサービスは0.0106%の差です。1,000万円分買った場合、年間1,060ポイントeMAXIS Slimのほうが多くなるので、運用結果が同じならeMAXIS Slimのほうがいいかもしれません。ちなみに信託報酬は1,000万円分でも8円なので誤差と言っていいでしょう。

不思議なのはSBI-Vシリーズのほうが信託報酬が高くマイレージのポイントが低い件です。逆ならわかるんですが、なぜ自社の名前を冠している方が信託報酬も高く、還元率が低いのでしょうか。

割と最近追加された、One-たわらノーロード S&P500もほぼ同じようなファンドで、信託報酬もeMAXIS Slimと同じで最安でマイレージがちょっとだけ多いです。こだわりのない方ならこれが一番お得かも?ただ運用結果はまだ未知数なので、上記2ファンドと同じになるかどうかはなんとも言えません。インデックス投信なので、おそらく大差はないと思いますが。

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全世界、オールカントリー系ならどれがいい?

オールカントリー系で比較されることが多いのがこの2つ。SBI-SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドと三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)通称オルカンです。

この2つは結構差があり、信託報酬は全世界が0.1338%、オルカンが0.05775%です。結構違います。投資対象も全世界はETFに投資しおよそ9,000銘柄、オルカンは直接投資で約3,000銘柄です。国別の割合は、どちらも米国が6割程度、日本が5~6%、イギリスが3%程度といったところです。

正直これは好みになってしまうと思いますが、とにかく細かく分けたいという方はSBIの全世界、程々で信託報酬が安いほうがいい、という方はオルカンがいいんじゃないでしょうか。私ならオルカンでいいかなと思います。

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つまるところどれにするべき?

りねっこは今までSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドをつみたてていましたが、新NISAでは三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をつみたてていこうと思っています。

この2つの投信の運用結果は大差なさそうなので、それならちょっとでもポイント還元の多いほうがいいかなと言った単純な理由です。

全世界株にするならオルカンがいいなと思いますが、前述の通り全世界系でも6割はアメリカということを考えると半分くらいはS&P500と同じなわけでそこまで変わらないですし、なによりまだしばらくアメリカは強いんじゃないかなと思うからです。

新興国に投資するならピンポイントでインドあたりがいいんじゃないかと思うので、そのあたりは取り回しのし易い課税口座で良しとして、長期保有の前提であるNISA枠は全部S&P500で埋めてしまおうと思ってます。

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SBI証券の投資信託積立設定方法

では本題に入ってSBI証券でのつみたて設定方法です。しばらくやっていないとどこだっけ?となるので、参考にしてください。

ログインしたらまず上の方にある取引をクリック。

続けて二行下の投資信託をクリック。

1行下の投信(積立買付)をクリック。

そうすると、今設定している積立の一覧がでてきます。こちらは私の今の状況です。

来年から始めるぞって方は下の銘柄を追加まで飛ばしてください。

今年までは、NISA枠を現金で毎月33,300円。特別月を設定して11月までに40万円分の枠を使い切るように設定していました。クレジットカード積立は5万円を課税で特定口座に。

設定変更でもなんとなく変えられそうに見えますが、設定変更ではファンドの変更はできないので、解除します。

クレカ設定していて、ファンドを変える場合は一旦解除

解除にチェックを入れ、下の選択した銘柄を解除をクリック。

確認画面で取引パスワードを入れ、解除するをクリック。

解除ができると今までのファンドが消えています。旧つみたてNISAは12月分がある方は消さないほうが良いです。今年のNISA枠を全部使い切ってる人は一緒に解除しても問題ないのでok。でも多少無理してでも積んじゃったほうが多分儲かります。たぶん。

銘柄を追加

ファンドが消えていることが確認できたら、下の銘柄を追加するからファンドを探します。

ランキングから探す、銘柄検索から探すのどちらでもいいのですが、eMAXIS Slimを選ぶならランキングからが簡単です。SBI-Vシリーズを選ぶ人は検索がおすすめ。

お好みの方を選びましょう。

選んだファンドの積立買付をクリック。

クレジットカードがある方はクレカがおすすめです。預かり区分はNISA(つみたて投資枠)から使っていきましょう。NISA枠ぎりぎり注文は深く考えずにチェックを入れておくのがおすすめ。デメリットはありません。金額は50,000円がクレカ投資のマックスです。設定日は1日固定なので選べません。

選択できたら次へをクリック。

確認して問題なければ取引パスワードを入れ、設定するをクリック。

間違いがないか確認しておきましょう。

現金での積立設定

現金で設定するときはこんな感じです。現金の場合は毎日や毎週も選べるので、時間分散をさらに細かくしたいぜという方はそれもありです。ただしNISA枠をしっかり使い切れるように、その場合は必ずNISA枠ぎりぎり注文にチェックをいれて少し多めになるように設定しておきましょう。毎日積立の場合は休業日があると発注されません。

発注日は月初が高パフォーマンスでよさそう。現金での毎月購入の場合1日は設定できないので、2~3日あたりに設定が良さそうです。月末はパフォーマンスが悪くなるそうなので、避けましょう。

クレカ決済だけだと毎月50,000円が上限なので、現金でも50,000円購入する設定にしておけば毎月10万円で年120万円のつみたて投資枠を使い切れます。

ボーナス月は計算が面倒になるので、毎月の積立額で120万円マックス設定にする方はつみたて投資枠でのボーナス月設定はしないほうが良いです。増やしたい場合は成長投資枠を活用しましょう。毎月10万円未満の方はボーナス時期に設定しておくのもアリ。

りね
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りねっこの成長投資枠はすでに買っている課税のものを売却して年初に一括で購入予定です。

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